「技術、人文知識・国際業務」は、入国管理局の在留資格の名称です。
『技術』、『人文知識』、『国際業務』の３つの分野をまとめた在留資格（ビザ）です。

あなたは、次の場合、『在留資格（ビザ）・「技術、人文知識・国際業務」』の可能性があります。

1. 日本の大学を卒業、または卒業見込みの外国人
2. 日本の専門学校を卒業、または卒業見込みの外国人
3. 海外の大学を卒業、または卒業見込みの外国人
4. 海外の専門学校を卒業、または卒業見込みの外国人
5. 日本または海外で大学と同等以上の教育をうけた外国人⇒在留資格・「技術」のIT資格
6. やろうとする仕事（単純労働はダメ！）に関し、「１０年以上」または「※３年以上」の実務経験がある外国人。
   ※「国際業務（翻訳・語学の指導など）」の分野に関しては、「３年以上の実務経験」になります。
   

   ※ただし、この「国際業務」は、『大学卒業者』で、職種が『翻訳、通訳、語学教師』である場合に限り、実務経験は「なくてもよい」となっています。
   「大学卒業者」のみの特典で、「専門学校生」には、「実務要件なし」の特典はありません。

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在留期間は、
「５年」、「３年」、「１年」、「３月」
のいずれかです。

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「技術・人文知識・国際業務」と3つの分野をまとめた在留資格になっていますが、それぞれ内容が違います。
⇒『技術』分野の在留資格をとるには？必要書類は？
⇒『人文知識』分野の在留資格をとるには？必要書類は？
⇒『国際業務』分野の在留資格をとるには？必要書類は？

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「技術、人文知識・国際業務」の登場人物は、「外国人」、「会社」、「入国管理局」です。

「技術、人文知識・国際業務」の在留資格（ビザ）をとるには、次の３人が登場します。

１．日本の会社就職したい「外国人」

大学、専門学校卒業あるいは卒業見込みで、日本の会社などに就職を希望する外国人です。

２．「外国人」を採用したい「会社」など

• 日本にいる外国人留学生（＝大学生・専門学校生）を採用したい。
  ⇒「外国人留学生」と協力し、入国管理局に「留学」から「技術、人文知識・国際業務」の在留資格変更許可申請します。
• 入国管理局への申請書の２枚目には申請人である「外国人のサイン欄」、４枚目には「会社の押印欄」があります。
  ※くわしい会社の在留資格変更許可申請はこちら（会社総務、人事担当さま用）

３．「外国人」と「会社」の審査をする「入国管理局」

「入国管理局」は、「留学」などから「技術、人文知識・国際業務」の在留資格変更許可申請の審査をします。
主に、外国人と会社の「在留資格該当性」と「上陸許可基準適合性」を審査します。

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VISA GOODセンターは、会社と留学生のために「技術、人文知識・国際業務」をとります。

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実は『技術』分野、『人文知識』分野、『国際業務』分野にわけることができます。

「技術、人文知識・国際業務」の在留資格を分野別にわけると、

１．理科系の勉強をした外国人は、『技術』分野になります。

• 『技術』分野・・・「システムエンジニア」、「プログラマー」、「精密機械の設計・開発」、「建設機械の設計・開発」など
  ⇒『技術』分野で在留資格（ビザ）をとるには？必要書類は？
  

２．文科系の勉強をした外国人は、『人文知識』分野か『国際業務』分野になります。

• 『人文知識』分野・・・「経理・会計」、「総合職」、「金融」、「コンサルタント」など
  ⇒『人文知識』分野で在留資格（ビザ）をとるには？必要書類は？
  
  
• 『国際業務』分野・・・「翻訳・通訳」、「語学の先生」、「広報・宣伝」、「貿易取引業務」、「デザイン業務」、「商品開発」など
  ⇒『国際業務』分野で在留資格（ビザ）をとるには？必要書類は？
  

になります。

『技術』、『人文知識』、『国際業務』を学歴によって分類すると、次のようになります。

在留資格（ビザ）の面では、「大学」には、「短期大学」、「大学院」、「大学の附属研究所など」がふくまれます。

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「大学」卒業者は、はたらく在留資格（ビザ）のカテゴリーがひろがります。
基本的には、『技術』、『人文知識』、『国際業務』のカテゴリーすべてに就職が可能です。
一方、「専門学校」卒業者は、「専門学校で勉強したこと」に関連づけたカテゴリーに就職するしかありません。

『学歴』と『在留資格＝「技術、人文知識・国際業務」』をわけると以下になります。

１．「日本」の「理科系大学」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 日本に「在留資格・留学」でいる（いた）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』、『人文知識』、『国際業務』のすべての分野に就職可能。

２．「日本」の「理科系専門学校」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 日本に「在留資格・留学」でいる（いた）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』の分野のみ⇒勉強した科目と関連のある「技術」のみに就職。

３．「日本」の「文科系大学」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人。

• 日本に「在留資格・留学」でいる（いた）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』、『人文知識』、『国際業務』のすべての分野に就職可能。

４．「日本」の「文科系専門学校」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 日本に「在留資格・留学」でいる（いた）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『人文知識・国際業務』の分野のみ⇒勉強した科目と関連のある「人文知識・国際業務」のみに就職可能。

５．「海外」の「理科系大学」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 今、海外にいる。または日本にいる（「日本の日本語学校」や「短期滞在」など）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』、『人文知識』、『国際業務』のすべての分野に就職可能。

６．「海外」の「理科系専門学校」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 今、海外にいる。または日本にいる（「日本の日本語学校」や「短期滞在」など）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』の分野のみ⇒勉強した科目と関連のある「技術」のみに就職可能。

７．「海外」の「文科系大学」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人。

• 今、海外にいる。または日本にいる（「日本の日本語学校」や「短期滞在」など）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『技術』、『人文知識』、『国際業務』のすべての分野に就職可能。

８．「海外」の「文科系専門学校」を「卒業」あるいは「卒業見込み」の外国人

• 今、海外にいる。または日本にいる（「日本の日本語学校」や「短期滞在」など）。
• 日本にある会社などに就職したい。
• 『人文知識・国際業務』の分野のみ⇒勉強した科目と関連のある「人文知識・国際業務」のみに就職可能。